僕と後輩君

僕は今20歳で、僕には好きな人がいる

その人は男の子だ。

しかし僕はゲイというわけではない。普通に女性とSEXしたいと思う。
前にピンサロで出てきたおばあさんにめちゃくちゃにキスをされた日を境に「快感があればもう
動物でもババアでもなんでもいい」という考えになってから、射精に至るまでの過程にも同様だ
と思っているのでそういう意味ではバイなのかもしれない。
でもその男の子は、僕が初めて「好きだ」という感情を抱いた相手なのだ。
それまではラブソング等は共感できないという以前に本気で理解ができなかったのだが
先日は倖田來未の「好きで 好きで 好きで」という歌で涙ぐんでしまった。
人を好きになる事を知って感受性が鋭くなったという証拠だ。
ちなみにその歌は調べたら歌詞に30回「好き」という単語が出てきていた。
曲名を含めたら33回だ。素晴らしい歌だと思う。

だから説明がややこしいし、これからブログを書いていったりする上でもっとややこしそうなので
先に書いておいてしまおうと思った。

なのでカミングアウト的な意味合いで書いているという風に思わないでほしい。
冷蔵庫の説明書的なノリで読んでほしい。

そもそもカミングアウトというのは、本人がその事柄を言うに言えない時期があり、それを乗り越えて言おうと決心して言うから「カミングアウト」というのだと思う。
それで言えば僕にはこのことを言うに言えなく悩んでいる時期がなかった。

僕とその子は僕が高3の頃、バイト先で出会った。

その子は1個年下でいわゆる美少年といった感じで、しばらくして僕がその子の可愛さに気づき好きになった時には写真を撮りまくって友人などに「めっちゃ可愛くない?」と自慢して回ってたし、本人にも好きだというのを伝えていた。
悩むという過程がすっぽり抜けているのはとても良かったと思っている。

しかしこのブログという形でつらつらとその子の可愛さや魅力を書くのもアレなので、これはとても可愛かったという話を何個か書いていきたいと思う。


まずは僕とその子の2人で東京に旅行に出かけた時の話で、その子は
アニメが好きなので秋葉原に遊びにいって、小雨が降ってる中その帰り道に2人で並んで歩いていた時に
「僕と木田さんって「君に届け」みたいやなって思うねん」
と言ってきたのだ。
その当時僕は両眉を剃っていてモヒカンで年中半ズボンという荒くれ者のホームレスのような外見だったので、まさか自分があの少女漫画の君に届けの世界に入れてもらえることになるとは思えず
「なんで?」と聞き返した。すると
「だって2人でいっぱい”初めて”を作ってるから」
と言われた。
君に届け(それもその子に貸してもらって読んだ)では、主人公のサダコという女の子と風早くん
という男の子が手を繋いだり遊んだりと初々しい”初めて”を経験して仲を深めていくという感じのストーリなのだけど、確かにその子は何かと「こういうことするの初めてです!」と言ってきていた。

それは2人で遊びにいくために電車に乗ったり、ラーメン屋に入ったり、夜に電話をしたり
と些細なことなのだけど、彼曰く「今まで友達に誘われたりしても全部断ってたけど、
木田さんみたいな人初めてやから」という理由で僕とそれらの初めてを経験してくれたのだ。

(可愛すぎるだろ・・)と思い

「じゃあ僕が風早君で君がサダコか・・」と言ったら
なぜか「なんで僕が女やねん!キモイ!」と怒り出した
そういう理不尽な可愛さを持っていたりする可愛さがすごい。

僕がその子に魅力を感じるのはそういう理不尽さも超えていく圧倒的なパワーというか
そういうのがとても可愛いと感じている。

今年の春、僕が地元を離れることになり、その子も進学でなかなか会えなくなってしまうので
最後に一緒に旅行に行こうと誘い、2回目の東京に行くことになった時のことだ。

ホテルなども決めて部屋を予約する時に、僕が「じゃあベッド一緒で寝よか」と提案した。
前回は一緒のベッドで寝たのだが、さすに今回は3泊もあるし断られるだろうなと思っていたら
「いいよ」と言われた。
そんなにいいホテルではないし、セミダブルで予約しようとしてるから
たぶん狭いと思うよと伝えても「いいよ」と言われた。
僕はここでこの感情を隠していけない、と思い
「もしかしたら僕は我慢できなくなって、夜に君を襲うかもしれない」と言った。
これはやっぱり言っておかないといけない。ここを隠していては義理が立たない、と三島由紀夫の自決前の顔つきでその子にそう質問したのだ。
するとその子は
「襲いたいんやったら襲えばいいんじゃない」と言った。
しかしそれに続けて
「でもそれをしたら僕は怒るし、僕を裏切ることになるで」と言ってきた。
そしてその後に「怒るじゃ甘いねんな~」とニコニコ笑っていた。
この時に確実に僕はその子に何枚も上手にいかれていると実感した。
三島由紀夫の死んだ後の生首のような心境になり
(すげえな・・)と感服したのを覚えている。

しかし僕だって最初からそんなに負かされていたわけではない。

最初の関係性こそ僕が一応先輩で向こうが後輩で、メールなどの文章も
僕は「明日遅れるなよ!」とか「~しとけよ」という感じで送っていたのだが
最近の1番新しいその子に送ったメールの書き出しを見てみると
「お疲れ様です。お昼にメールしてごめんね」から始まっていた。
お昼にメールする事を謝っていたらもう先輩としてというか
友達関係としてはもう破綻しているが、そういうのが当然の感じになっている。

だいぶ前にその子に
「いつからこんな関係になったんかな?」と言ったら
「木田さんが僕のことを好きって言ってから木田さんの負けは決まってんねん」
と言ってこられた。
そんなのは一生負けたいと思える負けだ。可愛い。

少し前に
「僕の顔が可愛くなくても木田さんは僕のことを好きになってた?」
と聞かれた。
「今みたいな感じでは好きになってないと思うけど、性格が好きだから好きにはなってたと思うよ」
と答えた。何か石田純一的な切り返しでちょっと嫌だけど納得してくれたからよかった。


そして僕は来年辺りに今いる大阪からも離れる予定だ。
そうなるとその子とは本格的に会えなくなる。
寂しいが今そうしたほうがいいと思った結果のことだ。

その子は2回目の旅行の時、最終日の朝に
「木田さんがずっと僕に会いたいと思ってたらまた会えるから」
と言ってきた。
「メールとか電話とかもこまめに返せないかもしれないけど、僕が木田さんを嫌いになったとか勝手に思わんといてな」
とも言われた。最高だ。

僕は今20歳だ。しっかりと生きないとならない。
葉隠の精神で「いつでも死ねるように健康であれ」的な言葉があるが
いつでもその子に結婚してくれと言われてもいいようにしっかりとやるべき事をして生きようと考えている。
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by akuta-seiryou | 2013-11-13 02:56 | 色々 | Comments(0)


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