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住みだして東京

今僕は東京に住んでいる。
僕の出身は奈良県で1年前に大阪で一人暮らしを初めて結局今年1年も経たないうちに東京に引っ越した。

大阪に住んでいた1年で色々とあった。その中でも一番大きかった出来事はこのブログにも前書いた僕が「後輩君」と書いていた好きな男の子に彼女ができたことだ。
それでもなんというか人間の作られ方の強さというのか、色々な考えの果てに最終的に僕の中で「将来僕とお嫁さんと後輩君と後輩君のお嫁さんとで仲良くなって、最後は僕の子供と後輩君の子供を結婚させたい」
というプランが自分の中である程度満足のいくところに落ち着いたのでそれに向けて色々な方面から着々と進んでいる。僕の家族と後輩君との家族で遊びにいって、僕のジョークでめちゃくちゃ笑う後輩君を見たお嫁さんが「私はこんな笑顔は見たことない・・」と落ち込ませようと考えている。後輩君のお嫁さんには今から覚悟しておいてほしい。

そしてなぜ今僕が東京に住んでいるのかというと、少しややこしい。
元々僕は大阪でたまーーーに舞台でネタをやったりしていて、その時というかそこで仲良くしていた「昆布ろせん」という芸人のコンビの人たちが東京に行くということで「このまま後輩の男の子を好きだ好きだと気持ち悪くダラダラしていたら大人として終わってしまう。その子と距離的に会えない東京に行って頑張ろう」と思って一緒に東京に行くという話になったのだ。

さらにそこでその「昆布ろせん」というコンビの片割れの「船引」という人と一緒に東京でルームシェアをしようという話になり、部屋を探し出したりしていてさあ今から東京に!というところで、なんとその「昆布ろせん」が解散してしまったのだ。「昆布ろせん」とか「船引」とかよくわからないコンビ名とよくわからない苗字でただでさえよくわからないのにしかも解散だなんてなんなんだと思うかもしれない。そしてまあそこから色々と話し合った末、僕はその元「昆布ろせん」の「船引」と東京で「ガクヅケ」というコンビを組むことになったのだ。ややこしかったらよくわからないコンビ名が解散してよくわからないコンビ名が結成したという話だと思ってほしい。でもかっこよくないですか?「ガクヅケ」。「ガクヅケ」。機会があればよろしくお願いします。

だから今僕は「ガクヅケ」として、船引さんと、相方と一緒にルームシェアをしているのだ。船引さんは色々とこまごまとした契約(ガス電気の契約やネットを繋げるなど)を「任せられないから」という理由でやってくれている。ありがたい。

大阪から東京に行くための飛行機の予約手続きもすべてしてくれた。
飛行機の座席に座り、東京に行くまでの空の上で僕は空港の売店で船引さんが言っていた「なんで手荷物検査の時はペットボトル捨てなあかんのにこの売店のペットボトルは持ち込めるんやろな」という言葉を思い出して「中に液体的な爆弾を入れてこれるからですよ」と知識を投げつけてやろうと思って横を見ると、船引さんは僕が悪ふざけでフライト前に貸してあげたてんちむの「中学生失格」というエッセイを黙々と読んでいて申し訳なくなってやめた。
船引さんは今24歳で僕は20歳。ルームシェアをするという上でやはりどちらかが折れて話を進めないといけない時があると思うのだがそういう時にこの「年齢」というのが上手く効いている。(まあ年上だし)と思うことでうまくいくこともあると思うし(まあ年下だし)でうまくいくこともあると思うのだ。

しかし僕の場合、引越し資金で少し船引さんに力を借りて東京に来ているので年上も糞もなく本来は譲るべきなのだが、少し広い和室と少し狭い洋室のどちらにどちらが住むかという話になった時に僕は「これは徹底的に話し合いですね」と言ったりしていてそういう部分の甘さがあった。今、人から言ってもらった言葉でかなり大事にしていていつでも思い出すように心がけている言葉があってそれは「その君が好きな後輩君に今の自分の姿を説明して恥ずかしくないようにしなよ」という言葉なのだけどその時の僕の姿を説明すると「同居する先輩にお金を借りて諸々の契約とかもやってもらって引っ越したんだけど話し合いの末に何とか説得してちょっと広い和室を勝ち取ろうと思っている」という風に言うしかなくて、それはなかなか最悪の人間なのでやめようということに気づくことができた。かなり精度の高いものさしを貰ったので後はそれに照らし合わせて頑張っていかないといけない。

今は僕は同居していて違う部屋だというのもあれど、勝手にオナニーされるのは嫌だと思うからオナニーをする前に「すいません。今からオナニーをします」と断ってからオナニーをしているのだけど、それも説明したら「僕は今先輩に今からオナニーをすることを伝えてからイヤホンをはめてオナニーをするようにしている」というセーフかアウトかよくわからないことになっている。これに関してはもう少し様子を見ざるおえない。

めちゃくちゃ話は飛ぶし変な締め方になるのだが、後輩君と僕が書いていた子は実は役者と声優志望で、いつか僕は色んな形で彼と一緒に仕事をしたいと思っているのだ。これは結婚より強い結びつきだとだいぶ前から僕の頭脳が叩き出した答えだ。

なんとかなんとかと思っている。とてもアレでもあるが楽しいと感じている。とりあえず今はバイトを探そうと思っている。大阪にいた時は飲食店のキッチンでバイトをしていて10時間ぶっ通しで料理を作ったりしていた日もあって、そんなのはもう懲り懲りなので接客的なバイトがしたいと思ってゲームセンターでバイトを決めようかなということを思っている。メダルコーナーに群がる老人や太鼓の達人で遊ぶ太った小学生などを見ながらニコニコと仕事ができるなんて楽しそうだ。お金を触る作業は少し不安なのだが、頑張りたいと思う。
by akuta-seiryou | 2014-02-04 00:12 | 日記


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